仙元尾根 奥多摩登山詳細図/東編 追加最終踏査
2016-03-09
奥多摩/東編の最終追加踏査で、蕎麦粒山北方にある仙元尾根に出向きました。(2016-3/8に実施。協力者N澤氏。)
日原鍾乳洞行き、倉沢バス停で下車。

倉沢林道を終点まで。

今回は、長沢背稜、仙元峠に最短で到達できる棒杭尾根をアプローチに使用しました。

棒杭尾根は、中部~上部が自然林で、味わいのあるルートです。

今回、『 登山詳細図アプリ、奥多摩/西編 』を実践使用してきました。機内モード使用でバッテリーも70%以上容量を残して下山(仙元尾根麓浦山大日まで使用)、軌跡、目標物座標も共に正確で、満足いく使用感でした。

そして長沢背稜登山道へ。


仙元峠へ。

仙元尾根は、秩父~多摩を結ぶ唯一の峠であった仙元峠より秩父方面へと下る歴史ある尾根道であったそうです。

山頂の地表には、こんな古銭が落ちていました。

下山に移り調査開始です。




送電線と別れ、急傾斜の道を注意しながら下っていくと、大日堂が。

対岸の浦山大日堂バス停より、14:00発、西武秩父駅行きワゴンバスに乗り、この日の踏査を無事終えました。
今回、雪解けを待って、最終ルートの仙元尾根を調べ、無事『奥多摩/東編』全130コースの踏査を終了させることが出来ました。
以前、入稿したものは編集作業が進んでいて、5月連休前には発売出来るよう頑張っています。
仙元尾根下部は奥武蔵図のエリアとなり(初版未収録)、増刷時に記載する予定です。
今回は、乗り物を使って登った六甲に比べ、久しぶりに骨のある登り下りがあった踏査でした。
棒杭の登りは、鈍っていた体には堪えましたが、下山後は心地よい疲労感に包まれました。
心配していた検査結果も全て正常値で、何とか体調も巻き返して行ければと思います。
どうぞお宜しく願い致します。
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『奥多摩東部登山詳細図 2013 改訂版 完成しました!』
2013-09-26
『奥多摩東部登山詳細図 2013 改訂版』が完成しました。

今回の大改訂で、収録コース数が58コースより88コースへと大幅に増えています(純増22コース)。
地図表面には7コース(ルート)が追加され、赤ぼっこ、天狗岩のコースなども追加されました。

今回は新たにスキャニングを行い、等高線のトーンが読みやすくなりました。

更に裏面には待望の高水三山エリア図(全15コース)が追加されました。

ポピュラーな三山巡回コース(黄色ライン)以外に14のコース(ルート)を収録しています。
また、地図上へのコースタイムの記載も高尾山改訂版同様されています。
今回の改訂版の踏査に何度も御協力頂いた、Wさま、Mさま、Hさま、
山名、地名、沢名等の貴重な情報を提供下さったIさま、
広和印刷さま、吉備人、山川社長御夫妻さま、
そのほか多くの貴重な情報をご提供下さった皆様、
誠にありがとうございました。
『奥多摩東部登山詳細図 2013 改訂版』初売りは、どこよりも早く、
好天が期待される今週末土曜日曜に、小仏峠、明治天皇行幸碑脇にて行う予定です。
(両日とも09:45~15:00頃を予定しています。)
皆様、お誘いあわせの上、是非とも小仏峠に御出で下さい。
その他の常設販売先は、下記の通りです。
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奥多摩東部改訂版販売先一覧
どうぞ宜しくお願いします。
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『 御前山北面 追加踏査 越沢林道、鳩ノ巣城山踏査 』
2013-07-04
御前山北面、体験の森エリアのあみだくじのように入り組んだ遊歩道を追加踏査し、20本近くある全ての道を綿密に調べる事ができました。

今回はMさんに御協力を頂き、二名で効率よく調査を行いました。


唯一通行止めの最上部にあるトラバース道も調査しました。




前回残した8本ほどの径を調べ、中心地の小屋に戻ります。
やはり二名体制は早い、疲れない。

鳩ノ巣へ移動し、新たにできた越沢林道と変化した御岳への登山道を調査。



越沢(こいざわ)バットレス。若い頃よく通っていました。

林道まで戻り、ユーザーのかたにお聞きした、鳩ノ巣城山北尾根に繋がる送電線奥多摩線巡視路を踏査。

6号鉄塔から先にも良い踏み跡が続いていました。


北尾根上にある5号鉄塔に合流。

あとは北尾根を下りました。
鳩ノ巣城山の北面にあるこの径、二年半前の踏査時は、フラットな急坂のような薄い踏み跡しか無い径でしたが、
今回下ってみて歩き易い径に変貌していて驚きました。
雪面のようだったフラットな坂が、足を置ける踏み場のようなスペースが出来つつある径になっていて、あまり斜度を感じることもありませんでした。
城山から鳩ノ巣駅をダイレクトに結ぶ有効で合理的なラインでありましたが、斜度が強くそこそこに難易度があったルートでしたので、この兆候は単純に嬉しく感じました。
もっと踏み跡が太くなり、更に斜度も感じさせない状態になれば、道標なども再設置してもらい、一般ルートへと復活して欲しいと思う良いルートです。
今回で奥多摩東部登山詳細図の再踏査、新規踏査は概ね終了しました。
高尾山校了から間髪入れずスタートさせ、間に西丹沢等も入ったりで、かなりバタバタとした期間が続きましたが、ひとまずはこれでホッとできました。
コツコツと調査データーを蓄積、御提供頂いたMさん、T子さん、
再踏査、新規踏査に何度もご協力頂いたWさん、Mさん、
情報提供下さった拓山さま、そのほか小仏峠で御教授下さった皆様、
誠にありがとうございました。
とはいえ、今後もまとめの作業に精を出し、良い内容に仕上げてゆきたいと思います。
皆様からの御情報もお待ちしています。
図域内の御情報、何なりとお知らせ下さい。
どうぞ宜しくお願いします。
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『 御前山 惣岳山 体験の森踏査 』
2013-06-19
御前山北面、体験の森エリアの踏査に出向きました。
JR奥多摩駅でバスに乗ります。

境橋で下車。多摩川右岸より歩きます。


栃寄沢分岐。

栃寄集落の趣ある民家。蕎麦処『栃寄亭』は今年三月で閉店されていました。

登山道に入り急登したのち『ヒノキの広場』に出ます。

一帯は『体験の森』として整備されていて、遊歩道が碁盤の目のように複雑に走っています。

本日の目的は単独でこれの各データーを全て計測する事です。まずはシダクラ尾根方面に延びるシダクラの道を辿ります。

シダクラ尾根上に『アセビの広場』。皆様から表記についてご指摘頂いておりましたが、此処で御座いました。

シダクラ尾根を辿り

惣岳山頂。シダクラ尾根方面に道標もありました。

御前山へと繋がる縦走路には新たな植生保護柵も整備され、カタクリ保護が懸案化していることを窺わせます。

200mほど進んだ分岐で曲がり、体験の森へ戻ります。

スギの木広場。ここから一度アセビ広場途中の分岐まで往復します。

メグスリノ木広場。昔はこの木から抽出した成分が目薬になっていたそうです。

一度、ワサビ田の広場まで下ります。

ここからクロモンの道、水辺の道、ワサビ田の道、体験の道、アサガラの道、カツラの道等々、歩き尽くし足が棒になりました。

トチの広場に下山。栃寄沢のコースを下ります。

すぐに現れる ゴハンギョウの滝への小径は通行止めになっています。

このコースは沢沿いで変化があって楽しめます。

バス停のある境橋が見えた頃には、日も暮れかかっていました。

奥多摩の調査、もうすぐ終わりそうです。
どうぞ宜しくお願いします。
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『 高水三山最終踏査 沢井尾根 』
2013-06-13
先週はWさんに御協力を頂き、高水三山エリア、沢井尾根と最後に残っていた箇所等を踏査しました。
JR青梅線軍畑駅よりスタート。

鉄橋下を進みます。

ポイントとなる分岐箇所。

立派な石段を辿ります。

石段上に沢井第一配水所。

良い道が続き

すぐに前述のテレビ塔、脇に反射板がありました。

暫くでJR古里線送電鉄塔。

大岳、御岳方面の展望が開けます。

暫くで沢井への登山道に合流。

Wさんと別れ岩茸石山に向かいました。

名坂峠より残っていた大丹波への登山道を調べます。


地形図とはラインが大きく変わっていました。

奥多摩町自然文化百選47番、大丹波輪光院のツガ。


別なコースを調べて頂いたWさんと青梅で落ち合い、渋い飲み屋で寛いで帰りました。


高水三山の踏査、全て終了致しました。
Wさん、Mさん、御協力ありがとうございました。
次は御前山を再踏査します。
どうぞ宜しくお願いします。
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