丹沢西端 西道志図踏査 杓子山北面
2018-11-14
杓子山北尾根とその西面の踏査に出向きました。(2018-11/13に実施。協力者 N上さん、Tさん。)
車で来て下さったTさんと、寿駅で合流、向原奥の林道を行くも、橋の崩壊で車は此処まで。

林道を暫く進むと三叉路となり、明見根本神社がありました。この日の登路は右手の林道を奥へ。


林道終点から山道となり、40mでこの道標があり、登山地図に無い新しいコースが、ここから北尾根に直登する感じで出来ていました。Tさんとここで分かれ、その新コースを調べて貰いました。


その後、N上氏と沢右岸の径を進み、途中から二本に分かれる径を手分けして調べる予定でしたが、分岐や道標が消え去っていました。結局、登山地図に記載されていたほうの径が消失していて、根元神社奥宮を通る径が正規道として道標もサポートされていました。

しかし、尋常ではない急斜面の直登ルートで、とても難儀しました。

北尾根稜線にでて、杓子山を目指します。

雨中であった事もありますが、北尾根最上部は急傾斜の岩稜帯が何度か現れ、ロープ、鎖等も整備されてなく、下りは特に危険と感じました。

山頂は雨と霧で視界も無く、当然、巨大な富士山の大展望はありませんでした。

Tさんから連絡があり、尾根上で待機中との事で、直ぐに下山開始。

Tさんと合流し、北尾根を引き続き下降。

下部も危険な個所が幾つかあり、全体的にも、割とシビアなルートであると感じました。

向原峠からは、向原へのコースを下ります。

登山地図に記載された、「新道」を探し、目印の無い場所から始まる、つづら折りの薄い道型を発見。
其方へ下ります。

崩壊の著しい、狭く急傾斜の支尾根に付けられた廃道に近い径でしたが、下った先の林道合流点には、新しい道標がありました。
ただ、新しいのはこの道標だけで、このルートを「新道」と表記する事だけは、回避すべきと感じました。

Tさんに寿駅までお送り頂き、電車で帰京しました。

とても成果のあった良き踏査でした。
悪天の中、御協力下さったお二人に感謝致します。
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『丹沢西端 西道志詳細図』 踏査&年末山行トレ パラジマノ頭 猿焼山
2017-12-03
①より続く..二日目も快晴でした。


この日は猿焼山へ連なる尾根ルートを調べました。
今倉東峰より北面を下ります。

山頂直下付近のブッシュが濃く、要注意でした。

西ヶ原ノ台、廃小屋が見えてきました。



悪場もありました。


目指す猿焼山。紅葉に色ずいていました。



猿焼山に到着。不遇なピークでした。


終点、芭蕉月待ちの湯に到着。汗を流し、N上さんと乾杯しました。

バスで赤坂駅へ。

N上さんのご協力で有意義な踏査を無事行う事ができました。
猿焼山~今倉東峰の尾根ルートは、要所に道標がありましたが、悪場もあり、上級者向きのルートであると感じました。
ただ、近々林道が横切りそうな兆候が散見され、もしそうなるとこの独特の味わいは無くなるでしょう。
地図には載せて貰えたらいいなと思っています。
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『丹沢西端 西道志詳細図』 踏査&年末山行トレ① 都留二十六夜山 今倉山
2017-12-01
M田氏が作者で、箱根図と同時進行で作成中の『丹沢西端 西道志詳細図』の踏査と、年末山行のトレーニングを兼ねて、表題のエリアを訪れました。同行は年末山行のパートナーN上氏。(2017-11/28.29に実施)
都内を早朝に出て、都留市駅よりコミニティーバスで引野田バス停へ。上戸沢から行者水経由の一般コースを調べるN上氏と二手に分かれて二十六夜山の西尾根コースを登ります。



登山地図では破線ルートですが、道標が15箇所以上設置されていて、道に迷う心配はなさそうな径でした。
標高差が900mあり、歩荷トレを兼ねたビバーク装備が重く、良い訓練になりました。

二十六夜山に到着。



稜線を今倉山まで進みました。

この林道は北面にかなり延伸していて、大旅川の林道に繋がるようです。


赤岩では、稜線随一の好展望が広がっていました。


今倉山まで進み、登山道外れのブッシュ帯の鞍部に、暗くなってからビバークし、一夜を過ごしました。
②に続きます...
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