『 太刀岡山 鋏岩 右岸稜 クライミング 』
2012-11-21
錦秋の太刀岡山、鋏岩、右岸稜でマルチピッチのクライミングを楽しみました。
快晴のこの日、行きの中央道からは雪を纏った南アルプス、赤石岳、悪沢岳が遠望できました。

太刀岡山、鋏岩下の駐車場にて。パートナーはJ山岳会PT氏(背景は鋏岩)。

鋏岩、右岸稜ルートは全7ピッチのマルチルート。
二年前に松原尚之、篠原達郎氏により、今日的な内容にリニューアルされたルートです。
(松原尚之氏のトポ)
1P目。5.10aのフェースより始まります(PT氏リード)。20m。

ジェードルを横切り右岸稜のカンテ状へ。

2P目。5.9、40m。カンテは出だし核心でした(リードしました)。

3P目。5.10a、35m。このルートの核心部。クラックの部分です。

カムでプロテクションを取りながら、ハング基部を右上。カンテ上部に繋げます。

セカンドで何とか登れましたが、リードはかなり痺れたのではと思う。(核心部の下付近)

高度感のあるカンテ上でピッチを切ります。

4P目、5.7、20m。高度感抜群のカンテで、フリクションが良く効き、リードしていて楽しめました。

このピークより一度、懸垂下降します。

最終ピッチは、出だしに5.10d~5.11aのフェースをもつピッチです。
PT氏はここで惜しくもテンション。オンサイトの夢は潰えました。しかしすぐにRP。流石です。
そして鋏岩頂上。

富士山、南アルプスの展望が広がっていました。

鋏広場に懸垂下降、全ピッチを終えました。

下山後、夕日に輝く鋏岩を振り返ります。

この日は太刀岡クライマー御用達、『太刀岡山荘』(一泊¥1,200、布団、ガス、TV付き、快適、格安!)に宿泊。

翌朝、再び、小山ロックに向かいます。太刀岡山荘裏手から登山道を登ります。
(この外見からは想像出来ないほど快適で寛げました。)

PT氏、5.10bのルート。

自分はこの日、疲れていたのか、殆どクライミングになりませんでした。
易しいルートで上部まで登り、山の展望を楽しんで終えました。

北岳バットレスも遠望できました。

PT氏は絶好調で、『ルートキラー』5.11cをRPしました。

この日も晴天で、山は紅に色づいていました。


富士山に見守られた、秋の楽しい二日間でした。

どうぞ宜しくお願いします。
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