『 南会津 大戸沢岳 東尾根 』
2014-02-28
前回の続きです。三岩岳の翌日は大戸沢岳に登りました。
前日は桧枝岐の民宿に寛ぎました。
翌、2/25、6:20、下大戸沢右岸下端付近よりスタートします。

岳人3月号に掲載された影響か、土日に付けられたトレースが続いていました。

出発時から小雪が舞っていましたが、朝は薄日も差していました。

広く大きな尾根で、ブナ林が素晴らしかったです。



上部に近づいた辺りから、強い吹雪になりました。

大戸沢岳山頂(2,089m)。標高差は1,300m近くありました。

山頂北東の滑降開始地点から数回ターンしたところで、重大なアクシデントが発生!
左板ビンディングのワイヤーが切れてしまいました。
ところが、今回予備を携行していなかった為、針金、リシュー、テーピングで応急処置を施すことに..

テレマークターン一回で分解する状態で、とにかく進行方向のみに荷重が掛かるよう苦労しながら慎重に降りました。
ルート自体は、激パウダー状態でした。
動画です。
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何とか下大戸沢まできました。

そして無事に出発点に戻る事が出来ました。

(コースタイム)
下大戸沢右岸下端 6:20 - 大戸沢岳山頂 11:40 - 修理30分 - 出発地点 13:20
(ルート軌跡)

今回は、自分の装備の未熟さを猛省する山行となりました。
山スキーに於いて、予備のパーツ、修理用具、修理パーツを携行することは必須事項です。
買って日が浅いからまだ大丈夫だろうとパーツを買っていなかった事と、針金も仲間が持っていたから助かりましたが、携行していなかった事は、致命的な事態でした。
もし、片足スキーであの猛吹雪の中を、下っていたら...
片足スキーを諦めて、首まで埋まる新雪の中を、ツボ足で下っていたら...
考えただけで身が凍り付きます...
今週は取り置きして貰った数回分の部品を早速買いに行く予定です。
あと、G3タルガアッセント(ビンディング)は、山中では信頼できない道具であることを感じました。
友人も、これに何度となく泣かされ、今はバータイプの道具を使っています。
近々、買い替えも検討中です。
帰りは改装された、東北道羽生登りSAの鬼平犯科帳テーマパークに立ち寄りました。


どうぞ宜しくお願いします。
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