中ア、中田切川、大荒井沢、空木岳
2017-08-12
中央アルプス、空木岳から流れる大荒井沢を遡行しました。(同行者N上氏。)(曇りノ滝 120m)
東京から始発の高速バスで駒ヶ根へ。タクシーで中田切川林道ゲートまで。
13:00過ぎに中田切川へ入渓。
2日前に台風が抜けたので、水量は多めでした。
中田切本流を2時間ほど遡り、大荒井沢出合で幕営。
釣りに出向くと、夕飯用のアマゴが釣れました。
いつもの料理にして頂きました。
翌朝は5:40に出発。出だしは釣りをしながら遡りました。
今回、一番の9寸のアマゴ。強い引きでした。
(横綱ノ滝 20m)
そして核心部の曇りノ滝(120m)下に到着。
周囲一帯も100m規模の岩壁で囲まれていて、圧倒されるスケール、高度感でした。
右岸を大高巻きしましたが、ルートファインディングが困難で、一度、短く巻くラインを辿りましたが、岩壁帯に阻まれ、別なラインを探り、何とか弱点のラインを見出す事ができ、2時間半も掛かって抜けました。
(ルート図です。)
ここからは快適に登れる滝が続き、順調に高度を稼いでいきました。
(最後の滝(20m))
最後の滝を越えると、お花畑のなだらかな源頭となり、空木平避難小屋へ導かれました。
(駒石方面)
濡れた服を着替えたりして落ち着いた後は、小屋前でアマゴのソテー等を作り、N上氏と大荒井沢完登を祝って乾杯しました。
翌朝は5:00に空身で出発し、空木岳を目指しました。
(山頂避難小屋)
山頂はガスの中でした。
(N上氏)
(駒石)
(大荒井沢源頭、空木平と空木平避難小屋)
小屋を6:50に出発。標高差2,000m近い長大な池山尾根を下りました。
(池山避難小屋近くの水場)
5時間掛かって、菅の台、こまくさ温泉に到着、汗を流し、バスで駒ヶ根へ向かい、電車で帰京の途につきました。
山らしい山は、1ヶ月以上前の大行沢以来で、かなり身体が鈍っていて苦労しましたが、Nさんのサポートもあり、何とか念願のルートを登ることが出来ました。
曇りノ滝では久々にマルチピッチ登攀的なものも味わえ、
美しいアマゴは、岩魚より味覚も釣り味も鮮烈でした。
今回も想い出深き山行となりました。
Nさんに感謝です。
(コースタイム)
2017-8/9 中田切林道終点 12:25 - 中田切川入渓 13:00 - 大荒井沢出合 14:50 幕営。
8/10 出合 5:40 - 曇りノ滝下 10:10 - 曇りノ滝上 12:40 - 空木平避難小屋 15:00 泊。
8/11 小屋 5:00 - 空木岳 5:40 - 小屋 6:10 6:50 - 池山小屋 9:50 -
- 菅の台、こまくさの湯 11:50。
どうぞお宜しく願い致します。
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