白神岳 追良瀬川
2020-09-28
去年の赤石沢に続き、世界遺産 白神山地、追良瀬川の川旅に出掛けました。(2020-9/22-24 同行者M野、N上氏。*津軽森林管理署長様に許可を得て入山しました。)

五能線 白神岳登山口駅より陸奥岩崎駅へ。

タクシーで追良瀬橋へ。

追良瀬堰堤先からはいよいよ追良瀬川へ。



股下までの徒渉を何度もまじえながら、広く嫋やかな川を進みました。



初日は五郎三郎沢出合下手の幕場に泊まりました。

翌日も良い天気で、早出しました。


途中、本流よりウズラ石沢に入り、白神岳を目指します。

本来、二日目はウズラ沢中流域の幕場に泊まり、三日目に白神岳を目指す予定でしたが、入山直前で三日目の予報が悪天に変わり、どうしても晴れた山頂から日本海を望みたかったので、予定を変えてこの日に白神岳を目指して頑張りました。





念願の日本海が望めました。

改装された避難小屋には、登山道整備の方々8名に加え、高年者の団体8名が待機されていて、流石に入宿は断念しました。
テントを持たない(タープのみ)我々には山頂稜線でのビバークは厳しく、日本海に沈む夕日を肴に一献という夢を泣く泣く断念し、下山に移りました。








最終日は、沿岸をのんびり移動し、岩舘の渋い宿に泊まり、目の前にある漁港で鯵を釣ったりして過ごしました。
その翌日からは、森吉山 ノロ川 桃洞沢に行く予定でしたが、悪天の為、予定を切り上げて帰京しました。
30年前に、『 沢登り 入門とガイド 』( 吉川栄一著 山と渓谷社 1990年発刊 )という沢のガイド本に出合って以来、擦り切れるほど愛読し、この本に大きな影響を受け、沢の世界を広げてきましたが、白神 追良瀬川はその中でも最も憧れていた溪でした。
今回は、30年来の願望が実現した、念願中の念願の山行でした。
本書では、この沢について、『セカセカと遡る事はやめ、五日ほどかけて、のんびり過ごしながら遡ってほしい』と記されている。
本当はそうしたかったが、どっしりと構える事ができず、今回のように足早に駆け抜けてしまいました。
また再訪し、次は、この人類の遺産である素晴らしい森の中を、もっとゆったりと遡りたいと思います。
同行のN上氏、M野氏に感謝致します。
宜しくお願い致します。
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