『東丹沢登山詳細図 今日の踏査 - 3 本間ノ頭北西尾根、栂立尾根、弁天尾根 』
2012-06-16
晴れたので、早戸川方面に『東丹沢登山詳細図』の踏査に行ってきました。
今回、岳友M野氏の御協力が得られ、手分けして、栂立尾根、本間ノ頭北西尾根、円山木ノ頭弁天尾根、の3本のルートを調べることが出来ました。
車を松茸山南登山口に置いて、早戸川林道を登ります。
(国際マス釣り場名物のマネキン、用途不明?)

途中、前回に引き続き、自然界の驚異を目撃!!

林道を1時間ほど登り、本間橋脇の『魚止の森の家』裏手からルートに入ります。
門は閉っていますが、管理のかたより、登山者は敷地を自由に通行して良いですとのお声掛けを頂きました。

裏手登山道入口

下部は踏跡がうすいですが、要所には道標があり、徐々に左手の尾根に詰めていきます。

尾根の取付きから尾根中間部までは急傾斜が続きますが、ロープが張られていて助けられます。
(尾根中間部、味のある手製道標)

上部では傾斜も緩み、快適な広葉樹の森となります。

栂立尾根との分岐に出ました。(ロープの奥を下るのが栂立尾根)

本間ノ頭を目指します。(栂立尾根上部)

本間ノ頭で栂立尾根を末端まで目指すM野氏と別れ、円山木ノ頭へ向かいます。

円山木ノ頭からは南東に伸びる弁天尾根を下ります。

出だしは尾根が広く踏後も薄いので、方角に注意して下ります。

下って行くとだんだんと明るくなっていき、ブナの草原林に出ました。

美し過ぎる森でした。

大きな倒木のある辺りで左の尾根に入ります。

いつまでも続いてほしい美しい森。

下部は植林帯に。

踏跡は明瞭です。

ワサビ沢に出ました。

飛び石の上を渡渉し、ワサビ沢右岸の登山道へ。河原へでる目印はなく、100m下にある梯子橋から、上流に向かう際に堰堤をカウントし、3つ目の堰堤上で河原に出ると対岸に登山道入口が見える。

すぐに塩水林道に合流。塩水橋に下ります。

途中、丹沢の偉大な自然遺産、弁天杉が遠望できました。
弁天尾根ルートから派生する踏み跡があり、根元まで立ち寄ることが出来ます。

塩水橋ゲート。M野氏の出迎えを期待しましたが、居なかったので宮ヶ瀬湖に向けて車道を延々と歩きました。

宮ヶ瀬湖。

M野氏より、栂立尾根末端部で難儀中との連絡が入り、茶屋のベンチでゆったりと過ごしました。

その後、M野氏も無事下山、合流し今回の有意義な踏査を終えました。
今回の出色は弁天尾根でした。
季節ごとに訪れたいと強く感じた素晴らしい森のルートでした。
この地図の調査をしていて、本当に幸せを感じる事の出来た一日でした。
こういった出会いを求めて、今後も踏査活動を継続してゆきたいです。
どうぞ宜しくお願いします。
↓↓↓↓

にほんブログ村


スポンサーサイト
tag :